センスの磨き方


「ハイキュー!!」というアニメが大好きで、どれくらい好きかというと、

8月19日は「ハイキュー!!の日」なのですが、その日「ハイキュー!!」を観てて、

「あれ?去年の8月19日、何してたかな?」と思って去年のブログ(全力塾ではない)を読んでみたら、

「『ハイキュー!!』を見てます!」

というブログが書いてあったくらい好きです。

さて、その「ハイキュー!!」のシーンの中で、


「才能は開花させるもの!

 センスは磨くもの!」

一見、「いい言葉」に感じるのに、抽象的過ぎてちょっと言いたいことがわからない。

以前のブログで、

というブログを書いていたのですが、(そこでも同じ動画貼り付けてる…

このときも、「センスの正体」と言いながら、センスについてぼんやりと伝えている気がします。

そこで、また辞書で「センス」について調べてみました。

おー、なんとなく思っていた意味と同じだ。


では、どうしたらセンスはよくなるのか?

先日、本を読んでいたら、

ということが書かれていました。

「どういうこと?」

具体的に見ていきましょう。


全力塾では、「ノートを取ること」に重点を置いています。

具体的な方法は、

こちらのブログでもお伝えしています。

「ノートを取ること」でわかるのは、「理解度」です。

「わかったこと」、「覚えなければならないこと」を書きだすことによって、

その子が「どれくらい理解できているか」を見るようにしています。


最近、成績が向上してきているな、と感じる塾生には、ある共通点がありました。

それは、

ということでした。

当たり前のように感じるかもしれませんが、センスの意味にある通り、こういうことが、

「物事の微妙な感じ(よさ)」だと感じています。


このような塾生たちは、


のです。


最近、自分自身にも

という「制限」をかけています。

ですね。

そのような言葉を使わずに、

という「制限」をかけています。

形容詞は「程度」や「様子」を伝える言葉ですが、

こちらが感じたり、伝えたい「程度」や「様子」が相手に確実に伝わりづらい。

「ふーん」くらいで終わってしまう。

例えば、

「2学期は学習内容が難しくなっていきます。」と伝えたい。

でも、「2学期」を体験していない子どもたちに学習内容の難しさを伝えるには、

「難しい」という言葉では、あいまいな感じがして伝わらない。

そこで、僕は、9月に配布した定期テスト対策の案内に、

と書きました。

この「言いかえ」が効果を発揮したかどうかはわかりませんが、

順位、点数を大きく伸ばした塾生が目立ちました。

授業に対する取り組みもとても良くなっていたと思います。


考えてみたら、

です。

「形容詞」よりも「動詞」で伝えた方が、具体的な行動をイメージしやすくありませんか?


ただ制限をかければよい、ということではなく、

「物事の微妙な感じ(よさ)」でなければなりません。

「センスを磨く」とは

ではないかと感じています。


冒頭の「ハイキュー!!が好き!」という話題も、

と伝えることによって、どれくらい「好き」かが伝わりますよね。

※この場合の「好き」は「好く」という動詞なのですが…。


勉強をする上で、どんな制限をかけていますか?

そして、どんな制限をかけていきますか?

そこで大切なのは「微妙な感じ(よさ)」になっていることです。