今週のブログ【壮絶なオチ編】

実は僕、「数学苦手だから文系」という選択だったのですが、

最近、数学の力が伸びているのが、自分自身でわかります。(42歳一般男性)

え?何やってるのかって?

それは、

こちらの問題集です(大学受験用です)。

この問題集にした理由が、

「amazonで評価が良かった」

という理由だけなんですが、

新高3生も何人か購入してくれました。


「じゃあ、この問題集買えば数学の力が伸びるんですね!」

うーん、それはどうでしょう。

僕は、どちらかというと後天的に(生まれつきではない、しかも30歳過ぎたくらい)賢くなった気がするのですが、

(賢い人は自分のことを賢いと言わない)

やはり、「賢くなりたい!」と思って本を読むようにしています。

(とても賢い人の文章ではない)


この問題集を買う前に、

こちらの本を読みました。

永野数学塾の先生が伝えていることを、具体的な問題の解説を通して理解できます。

その本についての永野先生のブログはこちら

僕はまず、「解き方」ではなく、数学で大切な「思考法」を理解しようとしました。

先生のブログを読んでいただけるとわかると思うのですが、

僕のブログと同じことを言っている、というと偉そうになってしまいますが、

「思考法」ってけっこうパターンが決まっているんです。

逆に、特殊な思考法を探す方が大変だと思います。


この思考法を意識しながら先ほどの問題集を解くと、

「おぉ、解ける、解けるぞ!」(反復法・国語)

とすべてではないのですが、「クリティカルヒット」が出ることが増えてきました。


その後、実は個人的な変化が出てきたのですが、

僕は趣味で楽器を演奏するのですが、

なんとなくうまくなっている気がするのです。

高校時代、勉強ができなかった原因が、楽器の練習ばかりしていてまったく勉強していなかったから、なのに、たいしてうまくなってもいない、という「デススパイラル(負の連鎖)状態」だった理由は賢くなっていなかったから、なのだろう。


何もうまくいってない!

と悩んでいる人は、まず賢くなろう。

思考法を身につけ、その思考法をもとに勉強する。

勉強とは問題を解くことだけなのでしょうか?

思考法を身につけることも含めて「勉強」だと考えています。

むしろそれがスタート地点の方が効率的です。


新中1の新学年準備講座では「素直でいいやつ!」という感じの男の子たちが参加してくれているのですが、

男子特有の、

を耳にします。

ほうほう。

ミスをなくすためにどうするか?

「ていねいに解く!」

では、ていねい、とは?

「んー、ゆっくり?」

なるほど。

この塾では、「ていねい」とは

と定義しているんだ。

そして、算数、数学の場合は、

が大切。

つまり、

ことを大切にしているんだよ。

と指導しています。

「ていねいに」は「ていねいだ(形容動詞)」の「連用形」です。

指導で意識しているのは、「形容詞」、「形容動詞」などの「様子」だけど「程度」が伝わりにくい言葉を極力避けることです。

そうなると、名詞と動詞を中心に話さなければならなくなるのですが、

そうすることで行動の具体性が増すという利点があります。

これは、先ほどの思考法にもある「変換する力」ですね。

この「形容詞・形容動詞禁止令」は国語の力が上がりますので、ぜひ生活の中でも取り入れてみてください。

例えば、「おいしい(形容詞)」を名詞と動詞を使って言いかえると?とか。


今日も、かなりボリューミィになってしまいました。

さて、今週の土曜日から、

ヒロアカの5期が始まるのですが、

「やべー、録画した4期まだ見終わってなかった!」

と言いながら結局第1話から見始めて、毎回同じところで泣く

ということをやってしまうくらい好きです。

※この4行で形容詞は「やべー(やばい)」だけですね。

しかも、このPV、文字もセリフも形容詞がほとんど出てこない!

爆豪くんの「強くなってんぞ」の「強く(形容詞・連用形)」だけだ…。


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というわけで、

「また告知ですか~。必死ですねぇ。ククク…」

実は、この「新学年準備講座のご案内」のページには形容詞が書かれていません。

形容動詞は「ていねいに」の1つだけです。

「ていねいに」はこのブログ内でも変換されています。


そんなバカな!カチッ(クリックしちゃう音

な、なんだと…?


こういう展開、ヒロアカでもよくありますよね。

「個性:変換!形容詞と形容動詞を名詞と動詞でだいたい言いかえるぞ!」

みたいな。

僕は常時フルカウル状態で「変換する力」を鍛えています。(ヒロアカは哲学。