右、白。


先日、テレビを(サウナで)観ていたら、

「『概念』を持たない原住民がアマゾン(通販の方ではない)の奥で見つかった!」

という内容が放送されていました。

彼らには、「左右」、「数字の3以上」などの「概念」がないとのこと。

「概念」を持たないことよりも、今後彼らがどのように「概念」を理解していくのか世界中の研究者が注目しているとのこと。


なんかすごい。


そもそも、「概念」とは何か?

以前、

というブログで「概念」について説明しました。

勉強していく上で「概念」を考えることは大切。

そして、「概念」を理解することが学力に直結している、と感じています。


もう一度整理すると、「概念」とは、

ということだと考えています。


では、ここで先ほどの原住民の話題に出てきた、

を考えてみましょう。なるべく辞書を引かずに考えてみてください。

ということのようです。

「確かに」(考えの共有)


そして、いろいろな概念を調べてみると

になっていることがわかりました。(具体→抽象化する)


では、

はどうでしょう?

このように考えてみる。(抽象→具体化する)

いかがでしたか?


「確かに」(考えの共有、2回目)


成績が良かったり、学力が高いな、と感じる塾生はこの「概念の言語化」がうまいな、と思います。

「右とは?」に対して、

「トイレに座ったときのトイレットペーパーのある方」

と答えた猛者(もさ)もいましたが、残念ながら、うちのトイレットペーパーは便座に座ったときの左側です。

ただ、そこで、「なんで右が多い(らしい)のか?」と言ってくるあたり、うちの塾生は最高。


さて、ここまでに

というワードが出てきました。

これらは、

言い換えることの重要性

具体⇔抽象について

「~じゃない方」、つまり「反対」?

過去の全力塾のブログでも何度か登場する言葉です。

そう。

そして、最大の伏線回収は、

です。

全力塾を開校してから、

ずっとこの言葉を掲げてきました。

ホームページのヘッダーも窓看板にも書かれています。


最大の伏線回収を開校10年目である2022年の最後のブログですることができました。

「気付きは継続からしか生まれない。」

僕が大切にしている言葉です。


さて、今年も残りわずかとなりました。