計算を早く正確にするコツ

中学生の1学期の数学は、計算を中心とした単元を学習していきます。

中1は、正負の数・文字式

中2は、式の計算・連立方程式

中3は、展開や因数分解・平方根


計算力は練習すれば向上する。

計算力が数学の基本。

ということはよく言われているのではないでしょうか?

では、その計算力を向上させていく上で、全力塾が大切にしていることは、



手を止めない、とは

ということです。

途中式を書くことで計算のスピードが遅くなると思うかもしれませんが、

頭の中で暗算したり、計算の過程を省略しようとする方が時間がかかることが多いと思います。

「ていねい」に計算することも大切です。

「ていねい」とは「ゆっくり」という意味ではありません。

では、

僕は、

と決めています。


そして、工夫すること。

工夫する、とは

ということ。

数学の計算法則は、

これだけ。

これを使うことで計算の速度を上げ、ミスを防ぐことができます。

そのようにすることで、2学期以降、次学年で計算力が役に立ちます。

例えば、中2の2学期で学習する1次関数。

中3生だと、「げっ!」と思うかもしれません。

今日は、ざっくりと解法を説明して…

解法がわかっても、間違えてしまう例を挙げます。


このように「ていねい」に途中式を書いて、計算法則を使えば、ミスを防げることができます。


そして、因果関係を知る、とは

例えば、

一見簡単そうに見える計算ですが、

このような間違えをする人がいます。

これは、「なぜそうなるのか?」という「因果関係」を理解できていないのが原因です。

このように、「なぜそうなるのか」を言語のように式で説明できることが大切です。

これこそが、数学で身につく大切な力なのです。

算数から数学に変わり、数学の力が伸びるために大切な考えは、

ということ。

この意識があると、計算の次の「方程式」でもさらに数学の力が伸びていきます。