自転車
突然ですが…
どこに行くか?
どれくらいかかるか?
などは考えると思いますが、
ということを考えて自転車に乗っていますか?
たぶん
なのではないでしょうか。
それ自体は普通のことです。
そして、
「勉強が苦手…」
と悩んでいる人のほとんどが、
と思っていると思います。
頭のいい人
勉強ができる人
という種類の人たちは「無意識」に問題を解いているのでしょうか?
考えるときに使うのは「脳」なので、
脳のどんなはたらきが勉強に影響を与えているのか考えていきましょう。
記憶力は大きく分けると
「短期記憶」、「中期記憶」、「短期記憶」
にわけることができます。
勉強の「記憶力」に関するものは「長期記憶」です。
その長期記憶も、「陳述記憶」と「非陳述記憶」に分類されます。
「陳述記憶」は「言語化できる記憶」
「非陳述記憶」は「言語化できない記憶」
試験の結果は、「陳述記憶」で決まります。
その「陳述記憶」も「意味記憶」と「エピソード記憶」に分類されます。
「意味記憶」は、知識や繰り返すことによって得られるもの。
「エピソード記憶」は、経験したことに関する記憶。
「知識」を得るために
「エピソード」を作る。
それが勉強。
よく、通信教材のDMのマンガにある、
「あ、これ〇〇でやった問題だ!」
みたいな感覚。
どうやら、エピソードをよく覚えているのは女性のようです。
だから、女子の合格エピソードは書籍化・映像化しやすい。(ビ〇ギャル、下剋上受験など。)
逆に男性の合格体験記は「ノウハウ」を書いたものが多いのではないかと思います。
記憶力+思考法みたいな。
勉強を「非陳述記憶」のようなイメージで勉強している人は成果が出ません。
「非陳述記憶」とは、「言語化できない記憶」
具体例を挙げると、
勉強ができるイメージが「自転車に乗れる」ような感覚の人です。
これは、「意味記憶」を使っていない、というわけではなく、
勉強に対するイメージが「手続き記憶」のようになっている、ということ。
「意味記憶」を使っているんだけど、「言語化」できない。
逆に、僕が最初に言ったことのように、
「自転車の乗るときに考えていること」
を言語化してみる。
「無意識」を説明してみる。
そんな視点の変え方。
「あたりまえ」だと思わない。
「自転車に初めて乗れたときの気持ち」
勉強ができるようになる気持ちとちょっと似てるかもしれません。
自分自身もそうですし、息子が自転車に乗れるようになったことは今でも覚えています。
今の学年も3分の2を過ぎました。
勉強法を考えることも大切ですが、
勉強に対する気持ちをもう一度見直すことも大切です。
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学力は上の図の「青」のように伸びていきます。
もしかしたら、今は爆発的に伸びる前の段階かもしれません。
ただ、きっかけをつくることができなければ、
大きく伸びていくことは難しい。
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