2019年度中学受験合格報告

上越教育大学附属中学校受験生は小学5年生から通っていただいている塾生さんです。

国語と算数を指導していました。

模試や理科・社会は他の塾さんで受講していました。

直江津中等教育学校受験生は小6の11月から通っていただいている塾生さんです。

作文を指導していました。


いつから始めればよいのか?

それに正解はありません。

そして、合格すればすべてが保証されるわけでもありません。


何が合格の決め手なのか?

実は僕自身あまりわかっていません(^^;)


ただ、経験上中学受験で大切なのは

「子ども扱いしない」

ということかな、と思っています。

指導方法というよりは、

「それってどういうこと?」

と僕がしつもんするような感じ。

どうやってそうなったのか。

どうしてそう思ったのか。

ということを説明できるのは、客観視できているからだと考えています。


例えば、受験算数で僕が伝えているのは、

以前のブログでも活用方法をお伝えしています。

応用問題の「難しさ」とは、「気付くことの難しさ」だと考えています。

多くの入試問題を解いてみて思うのは、気付くために大切なのはこの視点。

「こうやって求めるんだ!」と解き方を説明するより、

どれを使えば答えに近づけるのか?を考える。

そんなことを大切にしています。


作文では、

いろいろなパターンの問題がありますが、


だいたい問題には具体的なデータがあり、その比較をする。

具体例は自分の経験や知識、因果関係はデータや自分の知識から考える。

そして、「変えられるものは何か」という視点。

これは、作文だけでなく、どんなことでも大切になってくる。

クラスで起こる問題、環境などの問題、それに対して「変えられること」は何か。


そんなことを短い期間でしたが、考えてもらいました。


やってきたことが合格につながった、という確証はありません。

ただ、受験する、しないに関わらず、

という力が問われていると考えています。

まずは、「問いを探す」習慣を作る。

本を読む、勉強をする、何かに打ち込む

そういったことでもできることですし、

そういったことの効果が大きくなります。