能力

最近、塾生たちにはこの2つの能力について話しています。

2つの能力、というのは、

「処理能力」は、

このような印象があります。


「学習能力」は、

このような印象があります。

辞書に載っていない言葉を定義するのは難しいですね。


「処理能力」は中学生くらいになると大きく成長していかないと思います。ですから、できるだけ早い学年の間に高めておいてほしい。

それは過去のブログでも具体的なデータを紹介しています。

このときのブログでもあるとおり、小4でついた学力の差は縮まらないというデータがありあます。

ここでつく差というのは「処理能力」なのかもしれません。

ただ、中学生以降で伸ばしていきたいのは「学習能力」。

しかも「失敗」という「経験」から学ぶより、指導者という「歴史」から学べば、より効率がいい。賢者は歴史から学び愚者は...、という言葉があります。

失敗から学べない、ということはありませんが、時間やお金がかかってしまう。(特に時間

仮に成功を体験しても、レベルが上がればまた新しい失敗をする。失敗は成功の元、とは限らない。成功は失敗の元、ということもあります。

3年前のブログではこんなことをお伝えしています。


定期テストを終えて、少しのんびりしたい時期かもしれません。

ただ、このような話をすることで、「何を変えていこうか」と塾生個人個人と具体的に話す時間を作っています。

処理能力が高いな、と思う子はそこに頼りすぎず学習能力を伸ばしてほしい。

まだ処理能力が伸びそうな子もいる。

学習能力は、処理能力に対して「かけ算」のように長期的に効いてきます。

1学期では、まずは「学び方」がわかるように指導しています。