孤独の対義語
Twitterで、
「日本語はポジティブな言葉よりネガティブな言葉が多い」
というような内容を見かけました。
事実かどうかを判断するのには、時間と労力がかかるなー、
と思ったので、
今期のアニメ「精霊幻想記」のオープニングの歌詞に
「孤独と反対の言葉」
というのがあったので、
おい、そこ、引くな引くな。
けっこうおもしろいんだぞ。
塾生たちに、
「『孤独の対義語』って何かな」
という「しつもん(あえてひらがな)」をしました。
んー…
大勢?
なんか違うなー…
みんな?
それも何かおかしい…
おぉ、めちゃくちゃ考えてくれている。
でも、みんなの中で「孤独」というネガティブな言葉の対義語で、
「これだ!」というものが出てきません。
ちょっと時間が経った後で、
「先生…」
とあまり、ガンガン話すタイプじゃない子が声をかけてきました。
「孤独の対義語って、『充実』とかじゃないかな…」
お、おぉ…。
なんだかいい感じがする。
でも、「充実」の対義語が「孤独」かって言うと、
それもなんだか違うね。
などというやり取りをしました。
なぜ、こんなことを塾生に話したか。
それは、
成果というものは「話し方」でほぼ決まる
と思ったから。
「成果が出ない」みたいな理由で塾に来る場合、
生徒さん、もしくは保護者の方の話し方が
「ネガティブな言葉が多い」
ということに気付いたからです。
最近の定期テストでも、国語や英語で自由記述の問題が増えてきました。
こういうのが苦手な人って、たぶん「話し方がネガティブ」な人だと思います。
僕は、自由記述がめちゃくちゃ得意なんですが、制限をかけていて、
・ポジティブな内容を書く
・形容詞より動詞の述語を多用する。
これだけで、さらりと書ける。
英語の自由記述でも、っていうか、中学生で学習する英単語なんてほとんどポジティブな単語ばかり。
Yeah!めっちゃHoliday!
とか。(突然の松浦亜弥。
英語が苦手なんじゃなくて、日ごろの思考のクセや話し方がネガティブなんじゃないのかなー、と思うのです。
いつも言う、
「2:8」の法則。
話し方、という2割が、成果の8割を決めている、
と考えてみる。
まずはポジティブな語彙を増やしてみる。
その語彙で思考したり、会話する。
それが直接的に成果に結びつく、というより、
正しい努力に結びついていくと考えています。
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