80%
授業の最初に行うウォーミングアップテストや全力塾の宿題である全力プリントは、以前のブログ「スパイラル」でお伝えしたように、スパイラルを描くように作ることを心がけています。
中学生は1つの学習単元が長いので、最近学習したことが中心。
小学生は長い期間をかけて学習していくことが多いので、前学年の内容が中心。
これらのことを心がけて問題を構成していましたが、
最近、自分が作成した全力プリントを見て、気付いたことがあります。
それは、全力プリントの約80%は、「法則化・パターン化」を学習する内容、そして残りの20%は、図解したり分割したりして考える内容にするようにしていたことです。
塾生の宿題を添削したり、過去の経験でつまずきやすいポイントから無意識でそのような構成になっていたようです(^-^;
全力プリントは、毎回の正誤を入力して正答率を表示できるようになっているという点も、気付きの原因になっています。
全力塾での学習の最初は「全力プリント」の見直しから始まります。
間違えてしまった問題に対してもう一度「解き直し」を行います。
そのスパイラルを行うことで、確実に正解率は上がっていきます。
指導でも「法則化・パターン化」を大切にしています。
しかし、それだけでは80%。
問題に対して、「分割」するような思考。
その思考が学力を上げるために大切な思考であり、
いろんな場面で役に立ちます。
「分割」をしていくための「気付き」。
「気付き」は「継続」からしか生まれません。
だから続ける。
まずは続けてみる。
自分で決めたことは必ず続けられる。
そのための「自己決定」をこれからも大切にしていきます。
現在、定期テスト対策を開講していますが、この全力プリントとウォーミングアップテストのデータが大活躍しています。
今までのデータの蓄積により「自己決定」を支えるための「自己把握」、「自己開示」ができています。
これが、全力塾が「育てたい力」です。
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