やっぱり「決める」

本格的な夏期講習のスタートは7月18日(火)ですが、

塾生、特に中3受験生は、現在の学習内容と同時に今までの復習が始まっています。

中3生は、8月20日に実施される第1回上進連テストに向かて学習が中心となります。

ほとんどの中3の塾生は、「1次関数」の復習に入りました。

「1次関数」と聞くと、

嫌だなぁ、苦手だ、

という声が聞こえてきそうです(^-^;


1次関数や図形の問題、方程式の文章題などが、

「難しい」と思われるのは、

「自分で決めること」が大切になる学習内容だからです。

例えば、

1次関数であれば、代入する座標を自分で決める。

方程式の文章題であれば、何をxにするかを自分で決める。

ということです。

自分で決めたら、式は「方程式」になるので、その方程式を解く。

方程式が解けるなら、つまずいているポイントは、

「自分で決めること」ができていないだけ。


全力塾での指導で気を付けているのは、

「決まっていること」がわかるか?

「自分で決めること」ができるか?

をまず確認します。

1次関数であれば、

直線の式を求めることができるか?

交点の座標を求めることができるか?

など。これらは、解法が「決まっている」。

その決まっている解法を「自分で決めて」解く。

「わかる」→「できる」

という間には、「決める」という作業が必要になります。

応用問題でも、どの座標を代入するかを「自分で決める」。

座標の求め方も、3つの求め方があります。

・変数(xかy)を代入して、分からない方の変数を求める。

・交点(連立方程式)

・文字座標(特殊な条件になる座標を求めるとき)

与えられた情報を元に、どの解法を使うか「自分で決める」。

どんな学習単元も3つの選択から「自分で決める」ことが大切なのです。


今は選択肢を身につける時期。

選択肢を身につけたら、次は「決める」。

その考え方を身につけるための学習を進めています。