1本

現在、中3受験生は、上進連テストに向けて学習を進めています。

週2回のウォーミングアップテスト、週1回の宿題である全力プリントで基本事項を確認し、

毎回の正誤と正答率を記録しています。

授業内では、数学は、応用問題、英語は中長文の読解を中心に学習しています。

全力塾の数学の学習で、特に力を入れている内容、

それは、方程式です。

「方程式」と聞くと、方程式の計算と文章題が連想されますが、

方程式が利用されるのは、関数や図形問題でも多い。

「わからない値を求めるときはだいたい方程式」

と言っても過言ではありません。

例えば、面積や体積がわかっているときの高さ、や。

x、yの変数のどちらかを求めるとき、など。

細かく言うとキリがないので、詳細はまた。(2回目


しかも、それに対して、全員が同じ勉強法ではないと思います。

方程式の立式ができない人の共通点は、

「日頃から1本の式を立ててから計算する習慣がない」

ことが原因です。

急にわかるところの部分だけの答えを求めたり、筆算を書き始める。

そうすると、1本の式で立てる、ということができない。


方程式を使った問題が苦手、という人は、ぜひ、

どんな問題でも、1本の式を立てる

ということを意識すると変わります。


日々の学習で、単元を順番に学習することは大切です。

しかし、方程式を軸に、文章題だけでなく、

図形問題、関数を解くという学習することで、

方程式をどこに生かせるかを知ることもできる。

目の前の問題は変えられないけど、

自分の考え方を変えることができる。

それが、勉強を通して身につけてほしいことだと考えています。