カイジ
全力塾では、毎週の宿題として「全力プリント」があります。
どのような宿題かは、「スパイラル」というブログでもお伝えしています。
今日は小学生の宿題の解き直しをしながら、
できていなかったのに、赤ペンで「Good!」と書きました。
それは、
「ここまではわかったのですが、ここからわかりません。」
と書かれていたからです。
全力塾の高校生たちの質問の仕方が上手だ、
ということを常に塾生たちに伝えてきました。
「ここまではわかったのですが、ここからわかりません。」
この質問ができる人は確実に伸びていきます。
全力塾が大切にしている「3つの自己」である、
「自己決定」、「自己把握」、「自己開示」のうち、
「自己把握」と「自己開示」ができているからです。
前回のブログ「イロとカタチ」でもお伝えしたように、
自立学習というのは、一見「自習」のような指導スタイルに見えます。
しかし、この指導スタイルで大切なことはたくさんあるのですが、
「どこまでわかっているか」
を知ることを大切にしています。
それは学習のルールであったり、質問の仕方の中に隠されています。
自分から「自己開示」しようとするよりは、
勝手に「自己開示」してしまうような感覚、かもしれません。
「わかりません」
という言葉の中に、「価値」を探す。
問題が解けることが成長につながる、というよりは、
問題に対する「考え方」が成長につながっていきます。
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