イロとカタチ
先日、【全力塾の秘密をちょっと公開】という記事をfacebookで投稿しました。
全力塾は「自立学習塾」という指導形態ですので、授業風景が「自習」のように見えるので特徴が伝えにくい部分が多いのですが、塾生の学習データの蓄積と分析を徹底しています。
今週から定期テストが始まるので、今までの学習データを元に毎回の授業のウォーミングアップテストや毎週の宿題である全力プリントを作成しています。
今日、中2生全員の今週の1回目のウォーミングアップテストが終了しましたが、
なんと、全員満点でした!最高!
ただ、英語は学習データだけでは測れない部分が多いので、全力塾では通称「色分け」という指導を行っています。
まず、塾生に覚えてもらっているのは、「英文法の基本」
???
簡単に説明すると、英語には大きく分けると、be動詞(is、am、areなど)の文と一般動詞(have、study、playなど)の文があります。
この2つだけです。この2つの文法に目的語や修飾語句がついて英文は構成されています。
それぞれの役割は…
まずは、青いものがない英文など存在しない、ということと、この2つの使い分けを最初に覚えてもらいます。
色は同じですが、形が違うので、1つの文で使うことはできない、というルールがあります。
そして、それぞれの文法に応じて、語句を付けたしていく。
例えばBe動詞。
Be動詞は、「どんなだ」、「なんだ」にあたる文なので、be動詞の後ろには、
「形容詞(状態・様子)」「名詞(もの・こと)」、「前置詞(~にいる、~にある)」しか来ることができません。(分詞も状態・様子ですから形容詞の仲間です。あ、だからbe動詞とセットで使うんだ...、になる!)
これらのルールを最初に覚えてもらっています。そして、単語を覚えるときも、意味だけではなく、「品詞」もセットで覚えるようにしています。
そうすると、授業の中でも、
「be動詞の文なのだから、ここに一般動詞は来ないね~」というように
なぜそうなるのか、ということを理解しながら学習を進めることができます。
英語を日本語に直すような感覚ではなく、
パズルというか、プログラミングのような考え方で英文法を捉えています。
そして、〇や×で判断するのではなく、この「色分け」を行うことで、数学の途中式のように自分の考え方を開示することができるので、
「どうして正解したのか」
「どうすれば正解になるのか」
というコミュニケーションがとれるので、理解が深まりやすい!
主語・述語動詞を中心とした「色分け」だけでなく、接続詞、不定詞や分詞、後置修飾の「色分け」も実は決まっています。
今まで、ブログでは「考え方」や「捉え方」を中心に伝えてきました。
「ルールを決める」、「ルールを守る」ということを伝えているだけでなく、具体的なルールで勉強をある程度法則化することを実践しています。
全力塾の秘密ちょっと(かなり)公開でした!
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