いろいろ知ってるVSなんにでも疑問に思う
どっちが強い?どっちが伸びる?
みなさんはどっちですか?
ただ、これだけでは伸びる、ということはないような気がします。(実体験と指導経験より
やはり、賢さや地頭の良さは必要です。
そもそも「賢さ」や「地頭の良さ」とはなんなのか?
いろいろあるかもしれませんが、
僕は、このようなことを重要視しています。
以前のブログでもお伝えしています。
そして、これらは、遺伝や環境の要因もありますが、
伸びていくと思います。(横軸に注目
「思います」なのは、目に見えるような形で現れるものではないからです。
目に見えるような形で現れるのはやはり、成績や点数になるのですが、
最初に挙げた、
・なんにでも疑問に思う
・いろいろ知ってる
が成績が上がる原因に関係があるような気がしてきました。
ただ、これはほとんどの人にあてはまる、ということではなく、
・「上がる」ということは、「前がそんなに高くない」というようなお子さん
・どちらかというと男の子にこの傾向は見られやすい
ちょっと待って。
そもそも、「いろいろ知ってる」ってどういうこと?
いいですねー。それが「疑問に思う」ということ。
例えば、最近のニュースで「Googleのデータセンターが日本にできる」というものがありました。
さて、それは何県でしょう?
正解は「千葉県」。
さて、それはなぜ?(疑問に思う)
理由が記載された記事がこちらです。
では、話を戻しまして、
今まで、いろいろ調べたり指導していく中で、「なんにでも疑問に思う」はけっこう強いなと感じていました。
成績も
急に上がるような印象があります。
僕自身、昔は「いろいろ知っている」ような子どもでした。ただ成績は良好かというとそうでもなかった(^^;)
そして、「よくそんなこと知ってるなぁ」(勉強もそうならいいんだけど)というお子さんは、
後で伸びてくる印象があります。
その理由としては、
というようなことではないかと考えています。
では、「なんにでも疑問に思う」ようなタイプでもないし、
「いろいろ知っている」ようなタイプでもなければ伸びないんですか?
となってしまうのですが、
ずっと上位をキープするようなお子さんは、
「賢さ」や「地頭の良さ」を大切にしているというより、
抽象的ではありますが、このような印象があります。
自分を磨く?具体的には?
人間関係を良好にするには?どうやって?
上位にいる子は、そういうことを自分で考えられるお子さんが多いと思いますし、
長期的にも大学受験や社会にでてからも目標を達成しているような印象があります。
勉強が全てではない、とは思います。
ただ、どんなことでも、
・疑問に思うこと
・いろいろ知っていること(知識量)
・自分を磨くこと
・人間関係を大切にすること
はうまくいくには大切なんじゃないかな、と思います。
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というブログを1年半前くらいに更新したのですが、
そのときの中学1年生たちが受験生になり、
まさにこのブログで書いたようになっていると思います。
高校受験というものは、
ただ真面目に勉強をしてきただけでは太刀打ちできない、
と思います。(子による
知的好奇心や感動できる力が重要で、
そういったものは学年が早いうちの方が伸ばしやすい。
そして、そういったものが定期テストの結果に結びつくかというと
そうでもない、という・・・。
それでも、
知的好奇心や感動できる力なしでは、
高校受験で進学校と呼ばれるような高校に合格するのは難しい。
高校受験の問題はそれくらいよく考えて作られていると思います。
今年度は全力塾では珍しく夏期講習から入塾してくれた塾生たちがいます。
ただ、やはり中1のスタートから準備をしてきた塾生に適いません。
適われても困るのですが・・・。
どこに差があるのかな、と思うんですけど、
中1から来ている塾生は「学び」に来ている。
夏期講習から来た塾生は「勉強し」に来ている。
同じように見えるし、その違いは何かを説明するのは難しいのですが、
このブログのような話を3年間聴いてきたことが大きいのかもしれません。
因果関係を論じることはとても難しいですが。
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