その解き方に「再現性」はあるのか?
高校入試の1か月前に
というブログを更新しました。
もともと授業ではよく伝えていたのですが、記事にしたことで塾生たちも
・言語化しやすくなる
・イメージしやすくなる
ということがあったかもしれません。
そうすることで、次回の模試、本番で再現性を高めることができます。
さて、実際の今年度(令和6年度)の高校受験の問題を使って「伏線」を回収していきましょう。
先ほどの記事の中でも、
このようになっていました。わかりやすく色で分けておきました。
そして、
やはり、この選択肢の中から出ましたね。(いや、これしかないんだよ。
ここではざっくりと解説をしていきますが、
(1)は三平方の定理(中3で学習します)ですので、
(2)は(1)で求めた長さを使って、
こうなることがわかるので、正方形の面積の公式は・・・。
(3)①は図形の表面での最短距離はよく見ると思うのですが、今回は、
そうなっても展開図を描くことは変わりません。
そして、相似。
相似も基本的な解法は3つ。
②も、「平行」という言葉に気付けば、
しかも、
さきほどの展開図が使えるという工夫ができます。
あとは、テレビや新聞の解説と変わりません。
いかがでしたか?
「なんだ、けっこう簡単じゃん。」
と思うかもしれませんが、
最初に「これを使って解く」と見せているから簡単に見えるのです。
そのために
「これしか使わない」という選択肢を決めておく。
これが制限。
過去のブログでも
センスがいい=制限をかける
とお伝えしています。
センスは生まれつきのものではなく、
「制限をかける」ことによって開花していくのです。
センスはよくできる。
そして、この「制限」が「再現性」へとつながっていきます。
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