「勉強の違い」を知る
今年、高校に進学した元塾生たちが定期テストに向けた勉強をするために全力塾に来てくれています。
高校の学習内容でちょっと苦戦しているようです(^-^;
中学時代の定期テストは、「くり返す」ことで、ある程度の点数を取れていたと思います。
しかし、高校の学習内容は教科数も学習内容も中学時代よりも増えているので、「くり返す」ことで良い成績を取るのは難しいと思います。
では、どうしたら良いのか?
こうやって塾で学習することが効果的だと思います(^-^;という宣伝。
というのは、ちょっと冗談で(ちょっとだけです。
小学生・中学生・高校生の各年代の勉強の違いを知ることから始めましょう。
小学生の勉強は、図のように積み重ねるといういうよりは、短い単元をどんどん勉強していくような感覚です。
例えば、小学6年生であれば、最初に「線対称・点対称」を学習した後、「文字と式」を学習します。この2つの単元にはあまり大きな関連はありません。ただ、小学6年生の前の学年からの関連はあります。
ですから小学生の学習で大切になるのは「習慣」です。
そして、できるまで続ける。
中学生になるとどうでしょう。
図のように、1つの学習単元は長くなり、その単元は次の単元を理解するために大切になります。例えば、中学1年生の「正の数・負の数」は1学期が始まって1ヶ月経ちますが、まだ半分も終わっていないと思います。これは学習進度が遅いのではなく、1つの学習単元が長いからです。
そして、小学生の学習がその土台になっています。その土台は「習慣」。
中学で勉強ができなくなる原因は、
その土台を作ってこなかったこと。
積み重ねていくべき勉強で積み重ねなかったこと。
のどちらかです。もしくは、両方...。
高校になると…。
先ほど書いたことに加えて、やはり土台が大切。
「積み重ねる」、というのは、「時間」。
時間をコントロールはできない。
コントロールできるのは「自分」だけ。
過ぎてしまった時間を取り返すことはできないけど、
「手段」は変えられる。
そこに気付いた高校生が動き始めたことが嬉しかったなぁ。
そして、苦楽を共にした塾生たちとの勉強は、やはり楽しいです。
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