めんどくさい=楽しい?

勉強ができるようになるのを邪魔しているもの。

それは、「めんどくさい」。

よく塾生に話しているのは、

「楽しい」は「めんどくさい」の向こう側にある。

世の中の大切なことはだいたい「めんどくさい」。

ということ。

この「めんどくさい」を乗り越えると「楽しい」が待っている、

と思っていました。

みんなが思うイメージだと、こんな感じ。


なんとなく、大変だな、というイメージ。

ただ、勉強をする意味や目的は、「めんどくさい」を乗り越えることだと思われがちですが、ちょっと違うと思います。

「めんどくさい」は「山」や「壁」のイメージがある。

でも見方を変えると、


横から見ると三角形の「山」や「壁」に見えるものは、もしかしたら「円すい」のような形かもしれない。

そうすると、


こんなことに気付けます。

「壁」や「山」を乗り越える以外の選択肢がある。


そして、見方を変えると、「めんどくさい」と「楽しい」は同じ形になっている。

「めんどくさい」の見方を変えて、「楽しい」に変える。

それが勉強の意味や目的だと思います。


その中でも、


この「見方を変える」、というのが自分ひとりでは難しい。

だから、本を読んだり、人に教えてもらう。

自分ひとりでもできるかもしれないけど、たくさんの経験が必要になる。

「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」

という言葉があります。

「経験から学のが愚かだ」、ということではなく、

経験から学ぶコスト(この場合は時間や労力)を考えると、

歴史から学んだ方がコストは最小限に抑えられます。

この場合の歴史も「先人たちの知恵」ということ。


なぜ、勉強するのか?、どんな進路を選択するのか?

と悩んだとき、ぜひ参考にしてほしいと思います。