成果を2.56倍にする方法
学習指導をしていく上で、常に意識していることがあります。
それは、「1:1.6:1.6の2乗の法則」です。
どのような法則かというと、
イヤイヤ物事を行う人の成果を1とすると、
納得して行動をしている人の成果はその1.6倍になり、
やりたい人の成果、自発的に行う人の成果はその1.6の2乗、つまり、2.56倍の成果を生み出すのです。
特に、実験から生み出された結果というのではなく、人から教えてもらったことなのですが(^-^;
先日、「学校のワークはちゃんとやっているのに、思うように結果が出ない」という相談を受けました。
授業の最初に行う「ウォーミングアップテスト」で確認してみたら、あることに気付きました。
中2数学の式の計算の中で「等式の変形」という学習内容があるのですが、
最初はこんな状態だったと思います。
多分、よくわからない状態で解いて、答え合わせをして、合ってなくて「むむむ…」となっていたのではないかと思います。
そこで、もう一度、中1で学習する「等式の性質」を確認しました。
等式の性質とは、
※この画像は映像授業でよく活用するスライドです。
どんな時にどの「等式の性質」を使えば良いのかがわかれば、等式変形は解くことができます。
よくわかっていなかった塾生も解くことができるようになりました。
その後、驚いたのが、
「家でもこれでやってみる!」と言っていたことです。
こ、これは、
2.56倍!
これは、勉強だけでなく、仕事やスポーツでも言えることです。
「何の意味があるんだろう?」と考え、
自分でその意義を考える。
そして、その意義を元に行動していく。
勉強で学ぶことはできるのは、そのサイクルを経験していくことではないかと考えています。
では、学校のワークで考えてみると…。
これは、ワークをすることの意義がないわけではなく、
自分でその意義を決めること。そして、指導者がその意義を伝えること。
そして、その意義を理解して、行動する。
そうすれば、成果はどんどん向上していきます。
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