学力を上げるために大切な力

学力を上げるために大切な力はいろいろあります。

その中の一つが

「言い換える力」


2学期に入り、「勉強が難しくなった」と感じる人もいると思います。

「勉強が難しくなった」ということに対して、「どこ」が難しくなったか分解してみる。

覚えることが増えた。

何が書かれているかわからない。

というようなことではないかと思います。

「何が書かれているかわからない」

というものは、「言い換える」ことができていないからではないでしょうか。

例えば、1次関数。


変化の割合からyの増加量を求める問題。

ここに出ている問題はすべて答えが同じです。

ただ、問題文が変わると答えられない人がいます。

今までは出てきた計算を解くような問題が多かったのですが、今後はこのように、問題文から解き方を考える(言い換える)ように解くような問題が増えます。


そして、連立方程式の文章題。

「難しい」と感じる問題は、「速さ」を使った問題や「割合」を使った問題だと思います。

このような問題も、図に書き換えることで式が立てやすくなります。


数学だけでなく、英語でも言えます。

中3の2学期で学習する英語に「SVOC」という文法があります。


そして、中学受験の算数。

算数は出てきている数字だけで式を立てたりすることが多いですが、

中学受験算数では自分で「1」とおいて考える問題が多くあります。


この

「言い換える」

「書き換える」

「置き換える」

ということが学力を上げるために大切な力です。

「難しい」と感じたら、言い換えてみるということを意識してみてください。




新学期も「言い換える力」を伸ばしていこう!