座標

1学期の頃は、決めたことを続けることも難しいと感じていた塾生も、

夏期講習でそれを乗り越え、

回を重ねるごとに、宿題である全力プリント、授業前のウォーミングアップテストの正答率が上昇しています。

よし。

そうすると、次の課題が見つかってきます。

それは、

「同じ間違いを繰り返してしまう」

ということ。

これは勉強以外でも言えることもあるかもしれません。

なんとなく、その原因がわかってきました。

それは、「自己把握」ができていないこと。

この「自己把握」ということはどういうことか。

イメージで言うと、

「自分が座標軸で、どのあたりにいるか」、ということ。

時間軸や人間関係軸、のような軸で自分がどのあたりにいるのか。


時間軸であれば、

時間軸上にある目標に向けて自分がどこにいて、

何をすれば良いのか、

という把握。

例えば、遅刻や忘れ物。

それは、自分の現在位置が把握できていなくて、

明日、1週間後、という近い未来に備えて、何をすれば良いのかができていない。

明日の準備をしなさい~。

と言われて準備をしていると、

座標軸上で「準備をしている」現在地しか考えられない。


明日、何があって、何を準備すれば「なりたい自分」になれるか。

「何をするか」を「決める」前に、

現在地より先の未来で「どうなっていたいか」を「決める」。


勉強でもスポーツでも、

「どうなっていたいか」を決めるているか。


日々の「自己把握」を大切にしていく。

きっと、行動や成果が開示されていきます。