釣り

伸びる子どもと伸びない子どもの差はどこにあるのか。

結論から言えば、

習慣や考え方の違い

ということになるでしょう。


では、その習慣や考え方の違いはどこから生まれるのか?

それは、

「魚」を得ようとしているのか

「釣り方」を得ようとしているのか

というところにあると考えています。


突然の「釣り」。


老子の言葉に、

「授人以魚 不如授人以漁」

というものがあります。

「魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ」

という意味です。

魚を与えても、1日でなくなってしまう。

釣り方を教えれば、一生食べていける。

という、ものの例えです。

これは、指導者・保護者の目線ですね。


ただ、

子どもからの目線では、

「早く魚を与えてくれ!」

となっていないか。

この「魚」が「成果」かというと、そうでもない気がします。

「勉強しなさい」って言われるから、

その「勉強しなさい」をしに来た、みたいに見える。

その「勉強」も「問題を解く」ことになっている。

教科書を読んだり、ノートまとめをしたり、という

一見「めんどくさそうな」ことをしないで成績を上げたい、という感じでしょうか。


定期テストの結果で驚異的な伸びをした塾生がいました。

効率の良い勉強方法」というブログで紹介したデータのBさんです。

「決めたことを続ける」ことも「釣り方」の1つ。

もうすぐ冬休み。

あなたの大切にしたい「釣り方」を見つけましょう。