「考える」と「思いつく」
「考える」と「思いつく」。
勉強をしていく上で、この2つのバランスが重要であると考えています。
ただ、下の図のように、2つの割合が釣り合っている状態が正しいというわけではないと思います。
これは、性格の違いのような気がします。
「思いつく」ということを重点に置いた勉強をしている人は、
次のような傾向があるように感じます。
しかし、以前のブログ「理解度を抽象化する」でもお伝えしたように、
難易度が低く、作業のような勉強でできるような内容では効果を発揮すると思います。
では、「考える」ということを重点に置いた勉強をしている人は、どうでしょうか。
観察していると、デメリットはこれくらいしか思いつきません。
しかし、デメリットは少ないですが、正解には近づいていません。
デメリットが少ないから「考える」ということが「思いつく」ことよりも優れているかというとそうではなく、最初に書いたように、その「バランス」が重要です。
バランスというより、その順序と言った方がいいかもしれません。
問題を解くときに「解法」を「思いつく」ところから始める。
「解法」を思いついたら、そこから「考える」。
そのような感覚。
勉強は、「思いつく」ための勉強と「考える」ための勉強の両方が大切です。
しかし、「勉強で困っているな」と思われる人は、この「思いつく」ための勉強に比重が置かれていると思います。
勉強だけでなく、日々の生活の中で「考える」習慣をつける。
僕はこんなことをいつも考えています。
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