7の境目

期末テストに向けて、通常の授業、定期テスト対策の時間で

塾生たちが目標に向かって学習を進めています。

10月から導入している映像授業も、塾生から高い評価をもらっています(嬉しい。


さて、タイトルの「7の境目」。

これは塾生にも伝えていますが、

英語の教科書「Program7」のことです。

ほとんどの中学校の定期テストで「Program7」がテスト範囲になっています。

この単元まで、この単元から変わっていく。


まずは中学1年生。

中学1年生に伝えているのは、教科書の最初から、この「Program7」までに覚えなければならない単語の総数の確認をしています。その数は...

約300個!

Program7だけで60個です。

この300個をしっかり覚えたかどうかが今後の英語の理解度を変えていきます。

中学2年生、中学3年生と進級し、高校に進学しても英単語を覚えているかどうかで英語の成績は決まります。

日々の練習の重要性をあらためて伝えました。


次は中学2年生。

教科書のProgram1で、長めの英文だと

Did you try any traditional Korean dishes?

です。

では、Program7での英文だと、

People in Japan,for example,must think of people in China when they were cloths.

です。1文がこのくらいの長さになる英文が多い。

これは、Program5で学習した接続詞、Program6で学習した不定詞を使うことにより、1文が長くなっても理解できるようになるからです。

学習していく上で、接続詞、不定詞の用法を意識することが大切になっていきます。


最後に中学3年生。

中学3年生は、Program7で「関係代名詞」の学習に入っていきます。関係代名詞を使った英文では、

Its goal is to increase the number of local people who are willing to work in those countries.

というような英文が出てきます。この英文だと「関係代名詞」だけでなく、中2で学習した「不定詞」も入っています。

そして、who、which、thatという「関係代名詞」と、疑問詞を使った「間接疑問文」やthatを使った「接続詞」との区別をつけることも大切になります。また同じ「後置修飾」となる「分詞構文」と区別がつくか。


Program7。

この単元を制したものが英語を制す、と言っても過言ではありません。

今までの取り組みを見直し、今後の取り組みを決める大切な単元になります。

全力塾で大切にしているのは、塾生の考えを「顕在化(目に見える)」することです。

〇×の理解度ではない理解度。

それをこれからも大切にしていきます。