計画表のすすめ
2022年になってから、
計画表に力を入れています。
ことの発端(ほったん)は…、
愛用(10年)の「yPad」という手帳が発売中止になってしまい、(再販決定!
「編集能力」が高い僕は、
自分で作ってしまいました(^^;)
※画像をタップするとPDFファイルが開きます。
で、自分で使っていたのですが、高3受験生に使ってもらったりしているうちに、
「これ、めちゃくちゃすごいことになるのでは…?」
ということに気付き、指導で取り入れることにしました。
1か月計画表を作成して学習を進めてきて、
だいたいのフォーマットとその効果がわかってきました。
まず、
このゾーンには勉強する「時間」を書き込みます。
ざっくりと自分が勉強に充てられる時間を把握します。
そのときに決めてほしいのが
「予備日」です。
勉強をしない、ということではなく計画がうまくいかなかったときに調整をする日を決めます。ここでは日曜日になっていますが、ここは自分で決めてかまいません。
できれば、
予備日の中にも勉強する時間を決めておきましょう。(勉強したくてうずうずしてきます。
そして、このゾーンには、
教科などを書き込みます。
「読書」と書き込んでいる人もいました。(ナイス!
そして、このゾーンには、
その教科の
・何を?
・どれくらい?(単元名、ページ数【P.〇~P.△】まで書き込めるとGood!)
を書き込みます。
それを
どの時間に取り組むのか、「教科の番号」を時間のゾーンに記入します。
そして、計画に合わせて学習を進めていきます。
これがこの計画表の使い方です。
実は過去に、「うまくいってないなー」という塾生にこの計画表を渡していましたが、
あまり効果を感じていませんでした。
今になって効果を感じるようになったのは、この計画表は、
を考える必要があるからです。
どいういうことか?
この計画表は
このように分けることができます。
大切な予定から逆算して、
どんな1週間を過ごそうかと「ざっくりとした(抽象的な)」予定を立てて
そこから「細かい(具体的な)」予定を仕上げていく。
そして、その「細かい(具体的な)」予定から
来週の「ざっくりとした(抽象的な)」予定を緻密(ちみつ)にして、
来週の「細かい(具体的な)」予定もさらに精度が上がっていく。
という、「抽象⇔具体」を行っているのです。
ノートや作文の指導で「抽象⇔具体」を鍛えてきた今だからこそ、
ばっちりハマったのではないかと考えています。
冒頭にご紹介した過去のブログでも、
『作ってみて思ったのは、
成績が良い人ほどすぐに計画表を作ることができる、ということ。
これは、計画表が成績を上げるのではなく、
編集能力が高い人が成績が良いのではないかと考えています。』
とお伝えしています。
つまり、「抽象⇔具体」が「編集能力」の土台になっている。
そして、その編集能力の高さが成績を向上させている、
ということかもしれません。
まだ仮説です(^^;)
ところで、
このゾーンには何を書くの?
と思った方も多いと思います。
僕も特に何も言いませんでしたが、何人かの塾生が
を書き込んでいました。(ナイス!
スマホのスケジュールに「目標」や「夢」を書き込んでいる人はあまりいないと思います。
紙の計画表の良いところは、「目標」や「夢」を書き込みたくなることです。
「夢なき者に成功なし」
大好きな吉田松陰の言葉です。(だから僕の一人称は「僕」←吉田松陰が発祥。
全文は、
「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」
さぁ、諸君(これも吉田松陰が考えた)!
作った計画表を実行したまえ!
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