再現性

12月10日(日)に新潟県統一模試が実施されました。

この時期になってくると、受験勉強が本格化してくるので、実力の差は縮まってきていると思います。

しかし、その「実力」を出し切れることができる人とそうでない人の差は何か。

それは、日々の学習の「再現性」。

学習塾は、テストや模試で日々の学習を「再現」するために必要な考え方や解法を伝えています。

例えば、中3数学の相似。

全力塾では、「相似」は

「ピラミッド」と「ちょうちょ」を探せ!

と伝えています。※全力塾 映像授業システムより抜粋。


まず、「何をするのか」を再現できたか?

それが実力を出し切れたかどうかの差ではないかと思います。


日々の勉強とは、

テストや模試、そして本番の入試で

「再現」するためにするもの。


危険なのは、

目的が「提出」や「繰り返す」になっている勉強です。

入試だけでなく、毎回の定期テストも同じです。

何回も繰り返す、と言われたから繰り返す。

提出すること、と言われたから提出する。

そういう人はある程度まで点数は取れるようになりますが、ある一定のラインから取れなくなります。

繰り返すことが、本番での再現性につながっているか。

提出することで、再現性のために的確なアドバイスをもらえる。

そうやって頭を使うことが「勉強」。


また、「再現性」を出せる勉強をしている人の共通点は、

メモをとる人です。

このメモも、

「ただ言われたことをメモする人」と

「自分の再現性のためにメモする人」で

差が出ます。

メモの大切なところは、

「メモをすること」ではなく、

「メモを見返すこと」です。

これが「再現性」につながる。


次回の模試、テストで日々の勉強を「再現」するためにできることは何ですか?

まずは、そこから考えてみよう。