「準備」という考え方

3学期を迎え、今の学年の総まとめ、次の学年の準備の時期になりました。

そして、高校受験に向けて、残すところ50日をきりました。

教室全体の雰囲気もいい意味で緊張感があります。


僕は、あまり「努力」という言葉を使いません。

自分自身が「努力」するという感覚もないし、

塾生たちに「努力」するように声をかけるようなこともない。

ただ、自分自身も塾生たちにも「準備」することを意識しています。

「努力」という言葉にすると、

「具体性」が想像しにくい。

だから、「準備」という言葉を使うようにしています。

「準備」という言葉の方が、

「具体性」が出てくる。

「努力」して「結果」を出す、よりも、

「準備」して「結果」を受け取る。

そんなことを意識しています。

多分、行動は同じなんだけど、

「結果」が出たときに、「努力」を振り返るって難しい。

「準備」を振り返っても、「努力」と同じように、

「足りなかった~!」という振り返りになるけど、

次の行動を考えやすい。同じ「足りない」でも「次」が違う。


勉強が嫌いになってしまう子どもの共通点は、

「勉強しなさい!」とご家庭で言われている子どもだと言われいます。

こっそり塾生に聴き取り調査をしますが、多分そうだと思います(^-^;

「努力」をさせる、のではなく、

「準備」を一緒にする。

「準備」とは何か?

ルールを決めたり、環境を作ったりすること。

次の学年に向けて3ケ月の期間があります。

楽しむためには準備が必要。

まず、何を準備しますか?