「~しない」はできない。

指導の中で気を付けていること。

それは、

「『~しない』はできない」ということ。

例えば、

「ミスをしない」

「ミスをしない」はできないけど、

「『~する』はできる」

どうすればいいか。


3学期に入り、3学期の学習だけでなく、今の学年の復習も始まっています。

1年間しっかり学習してくれば、できないことはほとんどありません。

そうすると、気になるのがミス。

「こうするとミスしないよ」というアドバイスをするよりも、

自分で考えた方が確実に力になります。

ある塾生は、

「コツコツ練習する」

という答えを出しました。

正解も間違いもない。

「なるほど!じゃあ、そうしよう!」

そうすると、行動できる。

「~しないようにする」には、肯定形の行動をすればいい。

行動することで、確実に成果に結びついていきます。


「失敗しない」、ということは難しい。

でも、「失敗から学ぶこと」はできる。

「失敗する」というのも、行動してきたから。


失敗する。

ミスをする。

ネガティブなものに「意味」を見つける。

そんなことを意識すると、勉強は楽しくなっていきます。