因果関係

新潟県統一模試の見直しを行っている塾生がいます。

やはり、高校入試に傾向を合わせた問題は難しい。

何を以て難しいとするか。

点数が取れていない原因は2つあります。

「知識」、「学習時間」が足りない。

「因果関係」をつかめていない。

勉強を通して身に付けることは、「学力」や「知識」だけではありません。

そういったものは、量や時間でカバーできます。

大切なことは「因果関係」をつかむことです。

僕の好きな本に「夢をかなえるゾウ」という本があります。

内容は、夢をかなえるために「ガネーシャの課題」を行っていく、というものです。

具体的に言うと、

・靴を磨く

・トイレ掃除をする

・募金をする

など…。

そんなに難しいことは書かれていません。

また、よく成功者がやっている、と言われていることです。

ただ、それをやっていると夢がかなう、わけではない。

そういうことを続けているうちに、「因果関係」を知ることができる。

だから、それらの行動が夢がかなうことにつながる。

「因果関係」がわかれば、夢はかなう。

勉強も同じです。

こんなに勉強してるのに~!と思っている人も多いと思います。

でも知識と知識の因果関係を理解していないからなかなか結果に結びつかない。

どうやったら因果関係はつかめるのか?

「常識を疑う」視点です。

「〇〇は××です」⇒「え?なんで?」

「因果関係をつかむ!」という意識で学習に臨まず、ひとつひとつの知識に疑問に思うこと。

塾は「常識を疑う」場であると考えています。

もっと常識を疑う。

受験勉強を通して、「知識」は身に付いてきました。

その知識に疑問を持つことが「因果関係をつかむこと」につながっていきます。


証明は、仮定と結論をつなげる因果関係を考える最高の勉強です。

中2生はこの単元で「因果関係」をつかむ力が伸びていきます。