読解力について考える
「読解力とは何か?」と機会があるたびに考えます。
「読解力」とは「ウィキペディア」によると
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「読解力(どっかいりょく、英:reading comprehension)とは、一般的には文章などを読み解く能力を指す。とりわけ日本では、国語教育を想定した上で、「教材としての文章の内容を正確に読み取る」という意味合いで用いられることが従来より多かった。
しかし近年、PISAの調査結果から、日本は国際的に見て読解力が高い水準にないことが明らかとなっている。この調査における、「読解力」に相当する分野は"Reading Literacy"と呼ばれるものであり、「PISA型読解力」などの表現で従来の用法と区別されている。文部科学省によれば、この両者の違いを踏まえ、後者の「PISA型読解力」の特徴を次のようにまとめている。
1テキストに書かれた情報を理解するだけでなく、「解釈」し、「熟考」することを含む。
2テキストを単に読むだけでなく、テキストを利用したり、テキストに基づいて自分の意見を論じたりすることが求められている。
3テキストの内容だけでなく、構造・形式・表現法も評価の対象となる。
4テキストには、文学的な文章や説明的文章などの「連続型テキスト」だけでなく、図・グラフ・表などの「非連続型テキスト」を含んでいる。
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お、おぅ…。これを読解することも大変だ…。
塾で学習指導をしていると、「読解力」がないことが勉強を苦手にしているのは間違いないと思います。
ただ、僕が考える「読解力」は、
「そうした方がいい」、
ということがなんとなくわかっていて実行する
みたいなことではないかと考えています。
宿題をする。
字をていねいに書く。
決めたことを続ける。
のようなこと。
「読解力」がないというのは、
「そうした方がいい」とわかっていない。
もしくは、「そうした方がいい」とわかっていて、していない。
ということではないかと考えています。
例えば、
「宿題をした方がいい」ということがわかっていない。
「宿題をした方がいい」ということをわかっていて、していない。
だから、勉強が苦手なまま。
しかし、「宿題をしよう!」と言って、
「なぜ宿題をやらなければならいのですか?」
と言えれば、「読解力」はあると思います。
ウィキペディアの記述にあるように、「解釈」し、「熟考」しているから。
新年度が始まり、理解度が上がっていく塾生の多くは、僕が考える「読解力」がある子どもたちです。
「そうした方がいい」ということをわかっている。
学校の授業などでも、「そういうものなんだ」というように理解できているのではないかと思います。
ですから、塾の授業でその学習内容の「理論」を体系立てて伝えると、さらに理解度が上がっていき、応用問題が解けるようになる。
「学校の授業がわからない」と言う人ほど、「そうした方がいい」ということをやっていない傾向にあります。
「そうした方がいい」は、人類の長い歴史の中で不変のもの。
お手伝いはしないより、した方がいい。
あいさつはしないより、した方がいい。
本は読まないより、読んだ方がいい。
そして、「そうした方がいい」ということは、
だいたい本に書いてある。
その理由も書いてある。
だから、本を読むと読解力が上がる。
そして、
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