頭の中

模試の解説を作成するために毎回自分でも解くのですが、

全問正解でした!

とりあえず数学だけですが…。他の教科はこれから。


塾講師歴17年、模試と入試の分析を徹底的に行っているからかもしれませんが、

僕が数学の問題を解くとき、指導するときの頭の中はどうなっているのか。

頭の中を見ることはできませんが、数学が得意な人の頭の中はこうなっているのではないか、と考えています。数学が得意な人の意見が聞いてみたいです。


まず、数学の問題の基本問題でも関数の問題でも図形の問題でも、

このようなチャートを意識しています。

計算か?方程式(等式)か?

そして、計算には「計算の法則」、方程式(等式)には「等式の性質」があります。

これだけ。

ここから「できること」を選んでいく。


しかし、これだけで答えが導き出せるわけではなく、

このように、「計算」と「方程式(等式)」に「知識」と「公式」を組み合わせることで問題を解くことができる、はず。

ただ、「知識」と「公式」を覚えることよりも、

「知識」と「公式」が「なぜそうなるのか?」を理解できることが大切です。

そして、この「なぜそうなるのか?」は、「計算」と「方程式(等式)」で説明できる。

総合すると、僕が数学の問題を解くときの頭の中は、

という状態になっている。


僕は、「東大~」というテレビ番組を観たり、本を読むことが好きなのですが、

その中で、東大生が「ガリ勉」というイメージではなく、「なぜそうなるのか?」という思考を大切にしていることがわかりました。

高校時代、数学が全くできなかった僕が、この夏から高校数学の映像授業を始めるのですが、高校数学の公式が「なぜそうなるのか?」を証明していたら、どんどん解けるようになりました。

公式の証明は「等しいを作る」からできる。


そして、「応用問題を解くときの極意」


これは最初、中学受験算数のために考えたのですが、これを意識してから高校受験の数学も高校数学も、「何から始めればよいか」を考えられるようになりました。


あとは、この考え方を元に問題を解く「経験」を作っていく。

計算練習をするのは、

「知識」や「公式」の「なぜそうなるのか?」を理解するため。

そして、「知識」や「公式」を生かすため。

だと考えています。


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