オンライン授業を分析!


新型コロナウィルスの影響で、「オンライン授業」がいろいろな教育機関で活用され始めました。
今回は、「オンライン授業」についての分析をお伝えしていきます。
ただ、これは手法の優劣を分析するものではありません。
今までの指導方法の代替(代わりになる)としてのオンライン授業としてではなく、「選択肢が増えた」と捉えることができるからです。
長期間の休校による学習面に対する不安を少しでも解消できればと考えています。

さて、オンライン授業だけに限った話ではなく、塾の指導スタイルというものは、

このような座標のようなもので表すことができます。

これも、さきほど言ったように「優劣」ではなく、「その傾向が強い」というようなものです。

授業型の中には、「導入」と「解説」があります。

「導入」はその単元で「どのようなことを学ぶか」を伝えるような内容です。
YouTubeなどで見られるものの多くは、この「導入」です。
「解説」は問題の解き方を伝えるような内容です。
YouTubeなどでは受験問題の解説がよくアップされています。

個人的に理想的だと思うのは、

「導入」の後に「演習」ができること。

「演習」の後に「解説」があること。

です。

「演習」は自分の力で取り組むので「自習型」になっていくわけです。


自習型の中には、教材を「自分で準備する」ものと「学校や塾が準備する」ものがあります。

学校や塾が教材を準備する場合、「提出」や「理解度」を確認します。

この場合も、「提出」だけでなはく、「理解度」まで確認してくれた方が学習効果は高くなります。

「自習型」の中でも、「自立型・自律型」の傾向が強い場合、量や時間が重要になります。

そして、どんな手法でも、Zoomなどの通信手段を使って、

ということができます。


「オンライン授業」と言っても、様々な手法があることがわかります。
そして、手法だけでなく、みなさんの生活様式やみなさんの理解度などによって選ぶことができます。
今度は、二次元的な座標ではなく、三次元的な座標で具体的に考えていきます。

三次元に見えますか?

まずは、すぐに「理解できる」か、「納得したい」と感じているか?

「納得したい」という人は、

「授業型」で「管理型」の傾向が強い方がいいかもしれません。

すぐに「理解できる」という人は、

「自習型」でも大丈夫だと思います。それでも、「理解度」の確認は大切になってくると思います。


次に、「受験生」か「受験生ではない」か。

基礎が身についている受験生であれば、「自習型」でも大丈夫だと思います。

しかし、志望校に対する「理解度」などが重要になってくるので、「管理型」でしっかり理解度を見てもらった方がいいでしょう。

生活様式によっても変わってきます。
例えば、「授業型」の中でも、「時間が選べる」ものと「時間が選べない」ものがあります。

「時間が選べる」ものの場合は、


「自立型・自律型」の傾向が強くなります。

「授業見なきゃ!」という意思が大切になってきます。


「時間が選べない」ものの場合は、

「管理型」の傾向が強くなりますが、この場合は、「理解度」というよりも「時間管理」や「規則正しい生活」のためです。


学校の休校が段階的に解除されていきます。

初めてのことばかりで不安な人も多いと思います。

以前のブログ、

の中で、

『まずは、自分の「属性」を知り、自分がどうなりたいかを決める。』

ということをお伝えしました。

オンライン授業という手法が、みなさんの「属性」や「あり方」をサポートできる1つの選択肢になっていきます。


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全力塾ではオンライン授業サイト「RemoLs」を使ってサポートをしています。