最中
このブログのタイトル、
「さいちゅう」と読みましたか?
それとも「もなか」と読みましたか?
単語では判断できないので、
「勉強している最中です」
だったらどうでしょう?
「勉強している『さいちゅう』です。」とも読めるし、
僕は一度もその現場を見たことはありませんが、
「勉強している『もなか』です。」でも意味は通ります。
学習指導を通して、いつも気にかけているのは、
このように顕在化(目に見える)しない子どもの勘違いに気付くことです。
「最中」を「もなか」と読むか、「さいちゅう」と読むかで勘違いしている場合がある。
または、「最中」の読み方を知らないで、文を読もうとしている可能性もあります。
どこでつまずいているかを知る。
数学や算数で大切にしているのは、
式を書くこと。
そして、式が立てられないときは、「線分図」という図を書くこと。
式を見たり、線分図を見れば、考えが顕在化します。
英語であれば、全力塾では、「色分け」という指導を行っています。
(過去のブログ「イロとカタチ」でも説明しています。)
これは、英文法の法則性を学ぶとともに、点数などで顕在化しない理解度を見るために行っています。
勉強ができる人の共通点は、
「考えを顕在化できる」ということです。
文章にできることもそうです。そう考えると、今、中3生が取り組んでいる「英語日記」も「顕在化」させるためのツールになっています。
(過去のブログ「日記とノート」でも説明しています。)
新学期を迎えるときに、「かしこさ」を追求していく、ということを過去のブログ「弱く、ざっくり」で書きました。
自分自身も、日々の考えや気付きを顕在化していくことで得た気付きが多い。
そして、顕在化することは、全力塾が大切にしている3つの「自己」の1つである「自己開示」をすること。(過去のブログ「カイジ」でも説明しています。)
過去のブログの総集編のようになってしまいましたが、
全力塾が大切にしていることを改めて自分自身で再確認できました。
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